Googleなどの検索エンジンでキーワードを入力すると、サジェストが自動で表示されます。
サジェストに個人や企業に関連するネガティブなワードが表示されると、ユーザーに誤解を与えてしまい、イメージが悪化してしまう可能性があります。
そのため、自社に関するネガティブなサジェストが表示されている場合は、迅速に消すことが大切です。
本記事では、Googleをはじめとした主要検索エンジンやYouTube、X(旧Twitter)のサジェストを削除する方法を紹介します。
Googleのサジェストを消す方法
まずは、Googleのサジェストを消す方法を画像を使って紹介します。
削除申請の手順
Googleのサジェスト削除申請は専用の申請フォームから行います。
違法性・権利侵害をGoogleに明確に訴えることで、
「法律に基づく削除に関する他の問題を報告する」というフォームから申請します。
上記の画面で「権利侵害にあたるとお考えのコンテンツ」に詳細情報に加えて、申立人の情報として会社名(法人の場合)、メールアドレスなどの個人情報も入力します。
全ての入力が完了後、「送信」をクリックすれば申請完了です。
申請後は通常1週間から1ヶ月程度で、審査結果がメールで通知されます。
【簡易版】「不適切な検索候補の報告」から申請する手順
Googleの「不適切な検索候補の報告」から申請することも可能です。
Googleの検索窓にキーワードを入力して、表示されたサジェストの右下にある「不適切な検索候補の報告」をクリックします。
「不適切とされる検索候補」を選択し「削除希望理由」を入力して、申請します。
簡易版は正式な申請フォームと比べて手続きは簡単ですが、審査基準は厳しいです。
問題の内容が明確で、Googleポリシーに違反している場合に限り削除が認められます。
削除基準と注意点
Googleのサジェスト削除には明確な基準があります。
下記に当てはまる内容のワードはシステムで表示されないようになっています。
- 危険なコンテンツ
- ハラスメントコンテンツ
- ヘイトコンテンツ
- 性的描写が露骨なコンテンツ
- テロに関するコンテンツ
- 暴力や流血
- 下品な言葉や冒とく的表現
一方で、単なる批判的な意見や事実に基づく情報は削除対象外となります。
申請時は客観的な証拠を提示し、感情的な主張は避けることが大切です。
また、一度削除されても新たな検索行動によって再びサジェストが表示される可能性があるため、継続的なモニタリングが必要となります。
Yahoo! JAPANのサジェストを消す方法
ここでは、Yahoo!JAPANのサジェストを消す方法を画像を使って紹介します。
削除申請の手順
Yahoo! JAPANのサジェストを消すには、専用のフォームから申請します。
まずは、「Yahoo!JAPANヘルプセンター」から「お問い合わせ」をクリックします。
Yahoo!JAPANにログイン後、「関連検索ワードの情報削除」を選択します。
「検索結果ページのURL」「関連検索ワード」「申請理由」をそれぞれ入力して、送信すれば申請完了です。
申請から結果通知までは通常2週間程度かかりますが、内容によっては更に時間がかかることもあります。
削除基準と注意点
Yahoo! JAPANの削除基準はGoogleと類似していますが、日本の法律や商習慣に特化した判断基準も設けられています。
具体的には、下記内容に該当する場合、削除申請することで対応してもらえる可能性があります。
- スパム
- 差別用語
- 犯罪を助長する用語
- その他Yahoo!が不適切と判断した場合
申請時は問題となる事実関係を明確に示し、必要に応じて証拠資料を添付するのがおすすめです。
Bingのサジェストを消す方法
ここでは、Bingのサジェストを消す方法を画像を使って紹介します。
削除申請の手順
Bingのサジェスト削除はMicrosoftの報告フォームを使用します。
まずは、Bingの削除申請フォームにアクセスして、「Bing検索」を選択します。
続いて、「その他…」を選択します。
続いて、「Bingが提供する関連検索または検索候補」を選択します。
最後に「検索候補報告フォーム」の入力を行います。
名前やメールアドレス、削除したいサジェスト、その理由について入力し、送信すれば申請完了です。
削除基準と注意点
Bingの削除基準は他の検索エンジンと同様に、法令違反やプライバシー侵害が主な対象です。
Microsoft独自のコンテンツポリシーに基づく判断も行われます。
申請時は明確な証拠と具体的な被害内容の説明が求められ、単なる否定的な評価だけでは削除されない可能性が高いです。
申請から結果通知までの期間は案件によって異なりますが、2週間から1ヶ月程度となっています。
YouTubeのサジェストを消す方法
ここでは、YouTubeのサジェストを消す方法を紹介します。
削除申請の手順
YouTubeのサジェストを直接的に削除することはできません。
しかし、サジェストされる動画を「不適切なコンテンツ」として報告することで、サジェストに表示される可能性は低くなります。
まずは、YouTubeで該当する動画の下にある「…」から「報告」を選択します。
そして、不適切な理由を選択して「次へ」をクリックします。
不適切な箇所の時間や詳細を入力して、「報告」をクリックしましょう。
削除基準と注意点
YouTubeのサジェスト削除基準にはプラットフォーム特有の要素があります。
著作権侵害、不適切なコンテンツ、ミスリーディングな情報などが主な削除対象です。
動画プラットフォームという性質上、視聴者保護の観点から判断される場合も多く、特に未成年者への影響が考慮されるのが特徴です。
なお、前の見出しで紹介した方法はあくまで「動画が不適切である」ことを報告するための申請フォームであり、サジェストワードを削除するための申請フォームではありません。
X(旧Twitter)のサジェストを消す方法
ここでは、X(旧Twitter)のサジェストを消す方法について解説します。
X(旧Twitter)のサジェストは消せない
X(旧Twitter)のサジェスト機能は今のところ消すことはできません。
虚偽を招く表現や誤解につながるコンテンツなどは、ラベル付けや削除などで拡散防止対応などを行う旨が記載されています。
しかし、サジェスト自体を削除してもらえる可能性は低いです。
ポジティブな発信を続けることで、サジェストが書き換えられる可能性もあるでしょう。
サジェストが消せないときにとるべき対応
ここでは、サジェストが消せないときにとるべき対応を紹介します。
検索履歴が表示されているだけではないか確認する
サジェストと思われる表示が、実は個人の検索履歴に基づくものである可能性があります。
ブラウザの設定から「検索履歴を削除」を実行すると、個人の閲覧履歴に基づくサジェストは消えます。
閲覧履歴が原因でサジェストが表示される場合、履歴削除で解決するため無駄な時間とコストを抑えられます。
まずは検索履歴の削除を試してみましょう。
証拠を集めて提出する
サジェストが名誉毀損などの権利侵害に該当する場合、運営会社への申告が有効です。
問題のサジェストのスクリーンショット、発生時刻、URLなどの基本情報に加え、被害の具体的な内容や影響範囲を示す資料も重要です。
弁護士など専門家に相談する場合も証拠があるとスムーズに手続きを進められます。
なお、サジェストの内容や影響を記録しておくと、後々の対策に役立ちます。
ネガティブ情報の発信元に直接交渉する
サジェストの元となっている情報源が特定できる場合、発信元との直接交渉も有効な手段です。
具体的な被害状況や証拠を添付して、書面で申告するのが基本です。
ただし、交渉の際は法的な観点からも適切なアプローチを選択する必要があります。
必要に応じて弁護士などの専門家に相談することも検討してください。
サジェスト対策専門業者に相談する
サジェスト汚染の事態が深刻な場合は、サジェスト対策専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者は豊富な経験と知識を活かし、最適な対策を提案することができます。
しかし、業者によって実績や信頼性、価格が大きく異なるので、業者選びは慎重に行う必要があります。
費用対効果を考慮しながら、信頼できる業者を選定しましょう。
専門業者への依頼を成功させるポイント
ここでは、専門業者への依頼を成功させるポイントを3つ紹介します。
サジェスト対策専門業者へ依頼する効果
サジェストが消せない場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
専門業者は豊富な経験と専門知識を活かした対策を提供します。
法的な観点からの助言、技術的な対策の実施、継続的なモニタリングなど、総合的なサポートが期待できます。
特に緊急性の高いケースや複数のプラットフォームでの対応が必要な場合に効果を発揮します。
サジェスト対策専門業者の選び方
信頼できる専門業者を選ぶためには、実績と評判を重視することが大切です。
過去の成功事例や具体的な対策手法、料金体系の透明性などを確認しましょう。
また、継続的なサポート体制や緊急時の対応能力も重要な選定基準となります。
無料体験をできる業者もあるので、試してみるのが良いでしょう。
サジェスト汚染の再発防止に取り組む
サジェストの削除後も、再発防止のための施策が大切です。
信頼できるメディアでの情報発信やオウンドメディアの活用が効果的です。
定期的なモニタリングで問題を早期発見できます。
また、リスクマネジメントの観点から、危機管理マニュアルの整備も検討しましょう。
継続的な取り組みによって、サジェストの適正化を維持できます。
まとめ
本記事では、主要検索エンジンやYouTube、X(旧Twitter)のサジェストを削除する方法について解説してきました。
サジェストの削除は各プラットフォームの基準や手順に従って慎重に進める必要があります。
単発の削除申請だけでなく、継続的な対策と再発防止の取り組みが大切です。
対応が難しい場合は、専門業者への依頼も検討しながら、状況に応じた最適な対応を選択しましょう。